【開催報告】中学生高校生ICTカンファレンス2021in大分

フェイクを見極める

中学生・高校生がネットやスマホ、ICTの安心・安全な利活用について、自ら考え、議論する「中学生・高校生ICTカンファレンス2021in大分」が、令和3年8月22日(日)にオンラインで開催されました。大分県内の高校生17名、中学生6名が各学校や自宅からそれぞれZOOMで参加し、テーマ「フェイクを見極める」について、議論しました。

日時      令和3年8月22日(日)12:30~17:00
実施方式    オンライン開催(Zoomでの開催)
参加      23名(高校生17名・中学生6名)

大分県立大分工業高等学校、大分県立由布高等学校、大分県立日田高等学校、大分国際情報高等学校、大分東明高等学校、
大分県立大分鶴崎高等学校、N高等学校、大分県立大分豊府中学校、大分市立大東中学校、大分市立滝尾中学校

当日の様子

学生ファシリテーター

県内の大学生・専門学校生が参加生徒たちのグループワークを後押しする役目として、ファシリテーターを務めていただきました。参加生徒たちは、歳の近い学生ファシリテーターとすぐに打ち解け、話し合いが円滑に進みました。

学生ファシリテーター協力校:日本文理大学・APUアジア太平洋大学・IVY専門学校
画面越しですが、とても真剣に生徒の話を聞いていました

各グループ発表

各グループはGoogleスライドを利用し、遠隔にいながらもグループごとの発表資料を作成しました。
グループ内で分担しながらスライドの編集を行い、限られた時間内でしたがどのグループも立派な資料が完成しました。

当日スケジュール

12:30   開会・趣旨説明
13:05   オリエンテーション・ファシリテータ紹介
13:15   各グループに分かれて自己紹介・アイスブレイク
13:30   グループワーク1〔フェイクについて〕
13:55   グループワーク2〔有用なものを見逃さないために〕
14:20   まとめ・資料作成
15:10   発表
16:00   投票・審査
16:20   表彰・講評
16:30   終了

審査・表彰

会場では審査員のみなさんが、各グループのグループワークから遠隔で見守っていただきました。


参加者の感想

【中学生の感想】
・みんなそれぞれ同じ意見があったり違う意見があったりして面白かった。もっと話し合いをしてみたいと思った。
・フェイクは良いものと悪いものの2つあることに気付いた。フェイクを見極めることに努力したい。
・思ったことを何も考えずに発言してはいけないんだと思いました。来年もやりたいなと思った。
・自分とは違う考えの人ばかりで,参考になるようなことばかりだったので,良いものだと思いました。しかし,少し通信が悪く声がガタッとなって聞こえてしまっていたのは,少し気になりました。自分から積極的に周りの人に,フェイクのことについて話をし,自分でも引っかからないように今回みんなと共有した知識を活かしたいと思いました。
・ICTの使用について、まずは疑うことが大切だと気づきました。ICTカンファレスを受けて、今後ICT関連のことについて様々なことを経験してみたいと思いました。

【高校生の感想】
・多彩な経験を持った人たちが集まっていて、それぞれの意見や議論が飛び交せながらプレゼンをしていくのが楽しかった。1つの議題についてみんなでコミュニケーションをとって、それについて発表するようなイベントをやってみたいと思った。
・新たに、フェイクの利点などを知れた。今日のICTカンファレンスを受けて、今後周囲の人にフェイクのことについて教えてあげたいです。そして、自分がフェイクに騙されないように注意していきたいです。
・フェイクについての理解を深めたとともに、多様な意見と触れ合ったことで自分の考えを深めることができた。自分の考えを発信する練習にもなり、とても有意義な大会だったと思う。
・自分の話す能力や語彙力に気づいた。また人との会話の難しさに気づけた。フェイクニュースの見極め方やフェイクニュースに関してのいろんな考え方、情報が知れた。とても良い経験にりました。また能力をつけて参加したいです。

【開催チラシ】